横浜開国博が不入りのまま終了

うさぎいぬ

2009年09月28日 01:18

4月28日に開幕した横浜開港150周年を祝うイベント「開国博Y150」(横浜開港150周年協会主催)が27日、閉幕した。横浜市は153日間の会期で500万人の有料入場者数を見込んでいたようですが、約4分の1の約120万人にとどまり、出資した市の責任を問う声が高まりそうです。
27日夜に横浜市中区のメーン会場ベイサイドエリアで開かれた閉会式には林文子市長らが参加して最後の入場者らを見送った。
開国博は市の補助金約82億円を含む約157億円の総予算をかけ、有料入場者収入は開幕前に見込んだ45億円に対して、8月末段階で24億円にとどまった。市議会などからは会期中に辞任した中田宏・前市長の責任を問う意見、批判が上がっているようです。
横浜開国博は横浜スタジアムの外野フェンスに広告が書かれていましたけど、いざ横浜に足を運んで、こういったイベントがあったなんて忘れていました。
それはさておき、金の成る木と持て囃されている地方博ですが、ほとんどの地方博は見込んだ入場料収入を大きく下回っているところが多いようです。01年に開催された北九州博覧祭も隣の山口県で開催された山口きらら博に客を奪われて、入場者を増やすために夕方以降の入場料を500円に値下げして入場者を増やしたが、入場料収入は見込みを下回っていたようです。
こんなところを見ても、お役所仕事のどんぶり勘定を露呈しています。ところで中田宏前市長の責任問題はどうなるのでしょうか。中田氏も自身のブログを持っているので、横浜開国博の失敗?について、後日コメントがある事を期待したいものです。