関空特急「はるか」の一部臨時列車化

うさぎいぬ

2009年12月19日 18:30

JR西日本は18日、関西国際空港と大阪、京都方面を結ぶ特急「はるか」の利用が少ないとして、昼間の6往復を臨時列車に変更することを明らかにしたようです。今後、臨時列車は運行を取りやめる可能性もあるようで、利用客が低迷する関空の先行きにも大きく影響しそうです。
「はるか」は、平成6年の関空開港に合わせて運行を開始して、当時は全席指定席で、ほぼ30分間隔で運行していましたが、後に自由席が設置され、南海のラピートやリムジンバスに押されがちだったシェアを取り戻しましたが、最近では昼間の空席が目立つようで、1本(定員約250人)当たりの乗客数は2割程度の50〜60人に落ち込んでいるというそうです。
もう一つ、衝撃的な内容は「はるか」の西九条停車の取りやめです。西九条は阪神なんば線の乗換駅で、難波や甲子園方面に向かうのに便利でした(難波へは天王寺乗り換えでも行けるが)。
西九条停車は関空からUSJへの客を当て込んでいたものでしたが、実際は京都からの利用客がほとんどだったようです。特急料金はかかるけど、大阪駅で人混みの中を掻き分けて乗り換えるのが億劫な人には便利でしたけど…

詳しい内容はJR西日本のホームページ
http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1174617_799.html
で発表されていますけど、近いうちに橋下徹大阪府知事が激怒しそうです。