夏休みの出校日って?
もうすぐ子どもたちにとって楽しくかつ憂鬱?な夏休みが終わりに近づいています。溜まった宿題を夜更かしして死に物狂いで片付けていた頃を思い出します。一部では二学期に入っている学校や地域もあるようです。
夏休みといえば、必ずあったのが”出校日”(登校日)です。私の頃は、およそ10日おきにあって、その日は学校に通わなければなりませんでした(休むと欠席になるが、帰省など正当な理由なら休む事を認められていた)。内容は教室の掃除や宿題の提出だったと…(あまり記憶にない)。8月6日(九州地区は8月9日)は平和授業でしたけど、その日だけは授業らしい授業を行っていました。とは言え、午前中で授業は終わりましたけど。
今でも、何で夏休みの出校日ってあるのかな?と思いますけど、調べたら都道府県や市町村教育委員会の教育指導要項か何かで定められているようです。ちなみに私が小中学校の頃の出校日は7月31日、8月9日、8月21日の三回でした(日曜日の時は、その前後)。石川県の場合は最近では8月6日のみになったようです。この日は広島に原爆が投下された日ということで、前述した平和授業が行われるようです。
ところで、学校の夏休み期間中の出校日って、プロ野球オフシーズン(一般的にシーズンオフと呼ぶのが通例ですが、オフシーズンが正しい)に監督やコーチが選手を召集して行う自主トレみたいなものでしょう。現在は監督やコーチが選手を召集して行う事は原則としてできないようですけど…
当時は夏休みの出校日は当たり前のように学校に通っていましたけど、時代も変わり、出校日の必要性が問われるようになれば、出校日も見直されるのではないでしょうか。それでも8月6日(9日)の平和授業は廃止されないでしょうけど…