うさぎいぬの読むテレビ

かつては、ほとんどの番組のオープニングや本編にネット局表示がありました。日本列島の地図に局名が表示されたものや、画面下にネット局がスクロール表示されるものなど様々でした。

しかし、現在では系列のネットワーク体制が確立されたためか？こうした表示は少なくなり、番組内でネット局表示がされるものは「ニッポンの力」「ジャパネットたかたテレビショッピングスペシャル」や「テレメンタリー」くらいになってしまいました。あと、読売テレビ「そこまで言って委員会NP」のホームページ上でネット局が表示されている程度です。

番組のオープニングのネット局表示を見ると、「こんなにネット局があるんだ。凄いなぁ」と感じたものでしたが、現在では、大抵の人は系列局くらいは知っているからなのか単なる見栄に過ぎなくなったためなのか、ネット局表示は絶滅危惧種になってしまいました。

そう言えば、かつて地上波で「演歌百撰」が放送された時、オープニングで日本列島の映像にネット局のドットが光り、アーティストが歌っている時にも「この番組はテレビ北海道、青森朝日放送…南日本放送、琉球朝日放送の各局でお送りしています」のテロップがスクロール表示されていましたし、ラジオ番組「いすゞ歌うヘッドライト」でもエンディングで「TBSラジオをキーステーションに北海道放送、青森放送…南日本放送、琉球放送をネットしてお送りしました」のナレーションもありましたね。

見栄でもいいので、少なくとも生放送の番組にはネット局のテロップ表示をやってほしいと思います。そう思いませんか？秋田県在住のVBCテレビブログ放送様。