2021年06月20日

「子どもは夜8時には寝なさい!」と言われる説


フジテレビ系「ひらけ!ポンキッキ」で流れていた「パタパタママ」(歌・のこいのこ)の歌詞に「♪パタパタママ パクパクママもう8時 そろそろボク パジャマを着て おやすみさ」というフレーズがあります。当時の夜8時以降は保守的なドラマが中心でした。バラエティー番組は少なく、特にTBS系は土曜日の「8時だヨ!全員集合」を除けば夜8時以降はドラマ中心でした。

テレビが家庭に普及するようになると、“ちいさなおともだち”(by・VBCテレビ)は夜ふかしして夜遅くまでテレビを見る事で社会問題になりました。そこで山口放送は夜8時前にピエロと花畑のイラストで「皆さんの時間は終わりました。また明日テレビで楽しんでください」という注意喚起の画像を放送していました。怖い画像?を放送して、“ちいさなおともだち”に早く寝るように促していました。「シオノギ・ミュージックフェア」で流れるシオノギ製薬の静止画CMも、しつけの一環でもありました。

“ちいさなおともだち”は逆に、夜遅くまでテレビを見て「大人って、こんな世界なんだ」と背伸びして、大人の世界を堪能したくなるものでした。秋田県在住のVBCテレビ様、そうでしょう?

深夜のテレビCMも大人向けのものが多く、アッチ系のホテル(ア〇ホテルとかではなく)のCMやナイトクラブのCMなども普通に流れていたものでした。関西ローカルの「京橋グラン〇ャトー」のCMも、このカテゴリに入るでしょう。

蛇足ですが、こんな時代でも欽ちゃんこと萩本欽一さんは「欽ちゃんのどこまでやるの!」などのバラエティー番組を夜9時に放送して、テレビ界に一つの時代を築きました。これについては後日に触れたいと思います。



Posted by うさぎいぬ at 12:00│Comments(0)
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