2025年01月26日

今年も発売される「キュンパス」


来年に運賃値上げ(改定)を予定しているJR東日本は罪滅ぼしのためかiconN052月から3月の平日限定(2025年2月13日〜3月13日までの平日)で新幹線や特急列車自由席に乗り放題の「キュンパス」(正式名称は「旅せよ平日!JR東日本たびキュンicon06早割パス」)を発売します。昨年は1日間のみでしたが、今年は2日間(連続)で利用できます。料金は1日用1万円、平日の連続する2日間で1万8千円です(いずれも、こども用はありません)。夜行列車はありませんが、ホテルやネットカフェなどに宿泊して旅行することもできます。

このきっぷは新幹線や在来線特急の自由席に乗り放題で、JR東日本全線のほか青い森鉄道、いわて銀河鉄道、三陸鉄道、北越急行、えちごトキめき鉄道(直江津〜新井間)が乗り降り自由です。1日用は2回、2日用は4回まで普通車指定席の予約を受けられます。しかし、在来線特急で自由席があるのは「しなの」(JR東海の特急ですが、長野〜塩尻間は利用可能)、「信州」「しらゆき」「いなほ」「つがる(スーパーつがる)」しか存在しません。「成田エクスプレス」「あずさ」「ひたち」「草津・四万(しま)」などは全車指定席のため、これに乗るには予約を受けるか自腹で指定席特急券を買うしかありません。

新幹線「はやぶさ」「こまち」「つばさ」「かがやき」も全車指定席ですが、「はやぶさ」の盛岡以北、仙台〜盛岡間の途中駅に停車する「はやぶさ」「こまち」、「こまち」の盛岡〜秋田間、「つばさ」の福島〜新庄間は普通車の空いている座席を利用できます(予約している乗客がいたら席を譲らないといけない)。しかし、在来線特急の“未指定特急券”で乗れる「あずさ」「ひたち」「踊り子」「おうめ」などはキュンパスだけでは乗れず、予約するか自腹で特急券を買うしかありません。

似たようなきっぷでは期間限定で「大人の休日倶楽部パス」というのがあります。連続5日間でJR東日本エリア乗り放題で2万円弱ですが、指定は6回までしか受けられません。またクレジットカードのビューカード「大人の休日倶楽部カード」が必要で、これに入会するには50歳以上かつビューカードの審査を通らないと入会できません(スルッとKANSAI系の「PiTaPa」よりは審査が通りやすいらしい)。年会費は数千円しますので、あまりオススメしません。ビューカードのクレジットカードを申し込むのならビックカメラと提携したビューカードとかJREポイントが貯まりやすいJREカードがオススメですface02

あと「キュンパス」の購入には予約サイト「えきねっと」の会員(年会費無料)に入らないといけません。以前はクレジットカード(ビューカードでなくても可ですが、JREポイントは付与されないかも知れません)が必要でしたが、銀行振込やコンビニ振込などで購入できます。購入は利用日の14日前までなので、前もって予定を立てないといけません。これも重要なポイントです。

鹿児島テレビ放送のローカル番組「ナマ・イキVOICE」のインスタ配信で、「キュンパス」の話をつぶやいたら、出演者が「キュンパスって、キュンキュンするんでしょうね(笑)」とコメントしてましたけど、確かにキュンキュンしますよ(笑)

小中学生は学校があるからズル休みするしかないけど、高校生は3月は期末考査が終わったら春休み(ただし欠点があった時は学校に行ってレポート提出しないと留年になるが)に入りますので、お年玉を無駄遣いしてなかったら「キュンパス」を使って旅行することは可能でしょう。会社員も有給休暇を取って「キュンパス」を利用して旅行することは可能でしょう。




Posted by うさぎいぬ at 12:00│Comments(0)
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