1980年5月5日(月曜日)の全国朝日放送のラテ欄

6:15 カリメロ(再)
6:30 ロボット110番(再)
7:00 ANNニュースセブン
7:15 モスクワオリンピックニュース
7:30 みどりの窓口
7:45 天気予報
7:50 徹子の部屋(再)
ゲスト・江守徹
8:30 オリンパソン`80
「スポーツは世界をひとつに!!」
総合司会・久米宏
ジュディ・オング
8:30 溝口泰男モーニングショー
▽世界に挑む!女三四郎
▽赤ちゃん水泳▽マラソン婆さん全国走破
9:30 世界こどもオリンピック
「世界総勢33ヵ国の夢の祭典」
▽綱引き▽障害物競走▽リレー
▽玉ころがし ほか
砂川啓介 キャロライン洋子 ほか
11:25 ファミリータイム
11:30 オリンパソン`80・あなたの声を!
11:45 ANNニュースライナー
12:00 アフタヌーンショー
「激論!モスクワオリンピック」
銀座ソニービルから中継
上田哲 大島渚 竹村健一
筑紫哲也 ほか
12:55 ファミリータイム
13:00 揺れ動くモスクワオリンピック
▽総激論!モスクワオリンピック
▽日本のメダリスト50人集合
▽トラブル史▽珍プレー集▽金メダルと人生
▽モスクワめざして山下・瀬古・宗兄弟・
外国人選手 ほか
(中断 14:55〜15:00 ファミリータイム)
16:20 ファミリータイム
16:25 ANNニュース
16:30 ゴダイゴ・イン・ネパール
「熱狂する6万人の大観衆」
(曲目)ビューティフル・ネーム ほか
17:30 オリンパソン`80・あなたの声を!
大島渚 竹村健一 筑紫哲也 ほか
18:00 ANNニュースレーダー
キャスター・小松練平
18:20 ANN首都圏レーダー
18:30 バラエティーショー
「ドリフと秀樹とドラえもん」
ドリフコント ほか
19:00 オリンピックだー!ドラえもん
「のび太の夢の金メダル」
20:00 ドリフのヒゲダンス
20:20 秀樹・オリンピック応援歌発表!!
20:40 ドリフのコント集
20:55 ANNニュース
21:00 映画「東京オリンピック」
(1965年東宝)
市川崑監督
24:00 ANNニュースファイナル
24:10 ANNスポーツニュース
24:20 グランドフィナーレ
「これでいいのかオリンピック!!
今わたしたちは何を?」
総合司会・久米宏
ジュディ・オング
(25:30終了)

ポイントは…
早朝からアニメなど子ども向け番組の再放送。現在では考えられませんが当時はこれが普通でした。
この日のテレビ朝日はモスクワオリンピックの関連番組「オリンパソン`80」と題した特別番組を放送終了まで組んでいました。ちなみに当時のテレビ朝日系のマストバイ局は北海道テレビ、東日本放送、静岡けんみんテレビ(現・静岡朝日テレビ)、名古屋テレビ、朝日放送、瀬戸内海放送、広島ホームテレビ、九州朝日放送の8局のみでした。
ゲストは西城秀樹にザ・ドリフターズ、ロックバンドのゴダイゴにアニメキャラクターのドラえもんと豪華でした。「アフタヌーンショー」に筑紫哲也氏が出演しているのは、当時は朝日新聞の記者だった事もありました。
ドラえもんの「のび太の夢の金メダル」のあらすじは、運動音痴ののび太はジャイアンとボクシングの試合に負け、いつものように?ドラえもんに何かひみつ道具を出すように催促するのび太にドラえもんは、のび太でも実力以上の体力が発揮できる星に連れて行く…というエピソードですが、これは見ていませんし、コンプライアンスの問題から再放送も不可能でしょう。このエピソードは後に公開される映画「のび太の宇宙開拓史」とリンクしているような気がしますね。
さて、テレビ朝日が1977年に20億円を投じて独占中継権を獲得(つまりNHKも中継できない)したモスクワオリンピックでしたが、旧ソ連のアフガニスタン侵攻に抗議する意味を込めて、アメリカや中国などがモスクワオリンピックを不参加(ボイコット)。日本はどうするのか決断を迫られました。こういった事もあり、番組内容は「朝まで生テレビ」のような番組となりました。
日本は1980年5月24日に正式にモスクワオリンピック不参加を決定。選手が個人としてモスクワオリンピックに参加する事も認めませんでした。この事もあり、テレビ朝日はモスクワオリンピックの中継は早朝と深夜にひっそりと放送(録画中継)する程度にとどめました。
もし東京オリンピックが中止になったら、テレビ朝日は「オリンパソン2020」という番組を放送するでしょうか?むしろTOKYO MXが「堀潤モーニングFLAGオリンパソン2020」と題して長時間番組を組んでほしいですね。
Posted by
うさぎいぬ
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12:00
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