2025年01月05日

ラーメン屋の“1000円の壁”


なんで札幌ラーメンは高くて、博多ラーメンは安いんだって。まぁそら豚骨だけで煮出す博多ラーメンと、豚骨にガラと野菜を大量に使う札幌ラーメンではスープの原価違うし。具も札幌は野菜を大量に使うし。麺の量も札幌と福岡だと一玉で倍近く違うしでそもそも比べちゃダメ
…とX(旧Twitter)でファイターズに対して罵倒している咲来氏は語っていました。まあ咲来氏は「SDGsの時代なのにエスコンフィールドで飲食物持ち込み禁止のルールはいかがなものか。」と抜かしていましたしkao_12。まぁ、SDGsなどと持ち出す輩(政治家や富裕層)はガンガン冷暖房を効かせてますし、貧富の差を酷くつけてますし、言っている事とやっている事が違うので日本でSDGsなんてナンセンスだと気付くべきでしょう。
 
それはともかく博多ラーメン(俗にいう豚骨ラーメン)は数百円で気軽に食べられるものだろうかiconN05「ラーメン記者、九州を語る」(西日本新聞社)に掲載されたラーメン屋のラーメンの平均的な値段は600円を超えています。「博多ラーメンは安い」というのは、西鉄天神大牟田線の高宮駅界隈にあった100円ラーメンのイメージがあるからでしょう(この店は中学生時代の森口博子氏が足げなく通っていたラーメン屋)。あの店は観光客よりも地元の中高生を相手にしていましたから(界隈に福岡第一高等学校などがある。蛇足ですが校名に「第一」と付くが、「浦和第一女子高等学校」などのいわゆるナンバースクールではありません)。しかし、現在はこの店は閉店していて存在しません。鹿児島本線西小倉駅界隈には300円でラーメンが食べられたラーメン屋がありましたが、そちらも現在は存在しません。

豚骨スープを作るのにも何時間も煮ないといけないしガス代もかかります。水と豚骨だけでスープが出来ると思っていたら、それは大間違いでしょう。札幌ラーメンにしても醤油ラーメンのスープは水と醤油だけ、味噌ラーメンのスープは味噌と水だけでは作れないでしょう。まぁ、パワハラカスハラの権化の咲来氏は分からないか。

ちなみにラーメンの値段が一番高いのは大都市の東京や大阪などではなく、鹿児島なんだそうです。「◯ろいわラーメン」や「ざ◯んラーメン」などのラーメン屋は具材にキャベツやもやし、揚げ玉ねぎ(フライドオニオン)などが入っていてボリュームがあるのと、付け合わせの大根の漬物が食べ放題だからそうです。30年前の鹿児島のラーメンの値段が800円を超えていたので(現在は存在しないが、いづろ通界隈にあった「◯ぼる屋」というラーメン屋は1000円だった)、現在では東京などのラーメンの値段が鹿児島に追いついたのでしょう。

麺の量についても咲来氏は難癖つけてますが、小麦の量に関してもラーメンよりも饂飩(うどん)のほうが多いのに、ラーメンよりも饂飩のほうが安いですよ。元巨人の條辺氏が埼玉県で営んでいる饂飩屋はかけうどん1杯(1玉)500円弱ですし、丸亀製麺のかけうどん(小)は300円もしませんし(近いうちに値上げするが)良心的ですよ。



Posted by うさぎいぬ at 12:00 Comments( 0 )